労畜の楽書き帳

労畜(https://twitter.com/rebreb01541)の雑記です。

深夜、冬のトイレで独り、ケツ丸出し姿で死を悟った話

今週のお題「急に休みになったら」

 

急にお休みになったら、というよりも急にお休みになった話である。時の流れは速いもので、気付けば1月の終わりが見えている。本ブログの更新もおよそ半月振りである。元々神懸かった不定期更新頻度であったが、年末年始は比較的良いペースで更新できていただけに、一抹の残念さを感じずにいられない。書こうとは思っていたのだ。だが書けなかった。現実は無情である。

さて、およそ半月にわたる期間中どう過ごしていたかというと、一言で言えば「体調を崩していた」。結構本格的に崩していた。元々健康体ではないのだが、それとは別に流行り病を患って高熱に魘される日々を何日か過ごしていたのである。お陰で仕事が滞り、巻き返しに苦労している。悪循環である。

一点誤解して欲しいのは、キツかったのが、熱や溜まった仕事ではない点だ。本当の悪魔は想わぬ所にいるもので、本当にキツかったのは、ある夜のトイレでの出来事である。ちょっと自分でもよく分からなかったのだが、軽く死を悟った。

これが「いや〜、マジで死ぬかと思ったッスワ〜」みたいなよくある冗談めかした話だったら良かった。けれどそうではなかったので肝を冷やした。全身も冷えていた。何せ冬季の深夜、暖房一つ無いトイレの中での出来事である。

もったいぶるような話でもないため率直に言うと、トイレで神経反射めいた(恐らく)血圧の急低下のような症状に見舞われ、意識を完全に失うギリギリのラインまで意識が薄れる状態に至った。それで死を悟ると言えば大袈裟に思えるかもしれないが、冬季の深夜にトイレで独りという環境だと、どうしたところでその危険性を感じずにいられなかった。

軽く経緯を書くと、頓服を服用後にマルチビタミンタイプのスポーツドリンクを一口含んでベッドに入り、およそ1時間程度後に腹痛を感じてトイレに駆け込んだのが始まりである。腹を下し、下痢が出たところまではよくあることだったが、その後、急な全身の発汗に見舞われ、吐き気のような感覚が苛まれたかと思った直後には座位を保てずに上半身が前のめりになる形で床の方に崩れた。

幸い、すぐ近くに背の高いゴミ箱があったため床まで崩れずに済んだが、その状態のまま全身の発汗と汗が引く感覚、同時に血圧の急低下し意識が薄れていく感覚に襲われる。この間、ずっとケツ丸出し状態である。

感覚的には、新型コロナウイルスのワクチン接種後に意識が朦朧としたときの感覚に似ていた(だから神経反射めいた症状と書いている。が、実際に何かは分からない)。

何分続いたろうか。刻一刻と意識が薄れていくのである。幸い実家に居たため、声を出せば誰かを呼べる(ただし、ケツ丸出し状態である)。だが、不幸にも声を微塵も出せる状態でない。「あ、もしかして、このまま死ぬのか」もはやそれくらいしか頭に出て来なかった。

幸いと言うなら恐らくこれこそが幸いだろうが、ちょっと意識が途切れたくらいのところで、体の急変は止まった。全身から汗が噴き出た後だったため凍えるような寒さに見舞われていたが、何とか無事にケツ丸出し状態のまま死なずに済んだ。

以前から何度も書いている通り、正直なところいつ死んでも良いとは思っている。自分の人生など老後くらいにしか思っていない。とはいえ、ケツ丸出し状態で死ぬのは流石に複雑な気持ちになる。それだけに、今回無事に生還できたのは良かったと思わざるを得ない。

今回の症状については追々かかりつけ医などに相談したいと思っている。急に休みになったらどうする? の回答があるとしたら、もしかしたらかかりつけ医への通院かもしれない。何せ最近は忙しくて通院の時間確保を思うように出来ていない。無駄に通うのは良くないが、必要な通院はしなければならないと感じている。


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