労畜の楽書き帳

労畜(https://twitter.com/rebreb01541)の雑記です。

能力不足の上司の下で働き始めて一年が経とうとしている

報連相一つろくにできない課長の下、非常に仕事を進め難い状況に陥ってからそろそろ一年が過ぎようとしており、消耗度が高い日々を送る中で、余りの疲労感に諸々しんどくなってきている今日この頃だけど、皆様いかがお過ごしだろうか。

 

お久しぶりです。労畜です。今回はひたすら愚痴ろうと思う。

 

便チャー勤めがすっかり板についてきた感じがする最近、再就職に淡い希望を抱いていたあの頃の自分を殴りたくて仕方ないわけだけれど、まあ、今更そんな話をしたところで過去に戻れるわけでもなく、今後どうするのか割と真面目に考えている。本当に考えざるを得ない。

 

会社としては驚く程にホワイトで、世の中の便チャーとは一体何なのかと思わずにいられない一方、他の部署と比較して絶望的に能力の足りない上司二人の下で働いているものだから、とかく仕事を進め難く、ただただ消耗する日々を送っている。嗚呼、上司の能力というのは本当に重要なのだなと思わずにいられない。

 

便チャーにいる以上、個々の能力差に開きがあるのは理解していたのだけど、流石に上場準備をしているらしい会社で管理職の能力が余りに低いというのはいかがなものだろうか。上場しようとしまいとどうでも良いが、本当に上場できるのか心配になる。

 

とはいえ、衝撃的な程に良い人が多い会社で、皆超絶優しいから、「無能な人間に役職を与えるな」とは誰も言わない。影で言っている人間はいるが、それはそうだろう。せめて出資者は公に言って欲しい。君等の投じた金が大金になって返ってくるかどうかがかかっているんやぞ。

 

課長一人の能力が不足しているならまだどうにかなるのかもしれないのだけど、悲しいかな部長の能力も不足している。あと一人いたらジェットストリームアタックでもできそうな感じ。無能の三連星。一撃放つ前に会社が爆発しそうな感がある。出資者涙目間違いない。

 

労畜的に中々キツいのが、課長に一を話したときにその一を理解してもらうために途方もない説明をした上で、結果的に理解してもらえない点。労畜の説明の巧拙の影響もあるのは間違いないと思う一方で、さりとてTwitterで交流している皆々様ならその一を話したら五でも十でも理解してくれるのだよなあと嘆かざるを得ない。

 

労畜「政府がマスクをしなくて良いと公に発表したので、感染症に感染する人が増えそうですね」

課長「なんで?」

労畜「ある調査によるとマスクをした集団としていない集団では、感染症に感染した人の割合がX%増加していることから非マスクによる感染リスクの高まりが認められると分かっており、政府発表以前の調査では、マスクをしなくて良いと政府が発表したらY%の人がマスクを外すと言っていたとのことだからですね」

課長「だから、どうして?」

労畜「先程伝えた調査の結果から推察するに、マスクを外す人が従前より増えることが予想され、それによって感染リスクの高まる人が増えるため、感染する人が増える可能性は高まりますよね」

課長「全然分からない。もっと数字出して順序立てて丁寧に説明して」

 

思考力が死んでいるのだろうか。それとも日本語が分からないのだろうか。上の会話はあくまで例として生み出した架空の話なわけだけど、この手の話が一度や二度では済まないほど繰り返されている。小学生に初めて分数の計算を教えている教師の気分を想像してしまうのだけど、大体の小学生は何となくは理解してくれる。

 

だから、まだそちらの方が楽なのでないかと思うまである。せめてもの救いは、部長については流石にそこまででないところ。部長は一を話したら50%くらいの確率で一を理解してくれる。課長は、本当に理解できない。

 

低レイヤーまで説明をいくら掘り下げても理解できない。もうお手上げ。その上で、あたかもこちらが悪いかのように言ってくるので、馬鹿には何を説明しても無駄と言いたくなる。つい最近危うく言いそうになって何とか飲み込んだ。自分の甘さに苦いものを感じずにいられない。

 

課長は一応上場企業に五年以上居た筈なのだけど、何故それほどまでに理解力がないのだろうか。今日日就職前の学生でももう少しテンポ良く理解して会話を成立させてくれるのだけれども。

 

というかそんな学生達相手に課長が意気揚々と仕事を語るのだから、世の中は中々狂っていると思わずにいられない。学生、話を聞きながら絶対に能力の低い人間が多い会社だと思っているだろう。ここまで低いのは課長くらいなものである。

 

ありがたいことに在宅勤務で仕事ができているので、そんな課長と顔を合わせて話す機会が少ないのでまだどうにか理性を保てている。これが出社だったら発狂していた。仕事できない人間と働くのがこれほど苦痛だとは思わなかった。いやさ、仕事以前に思考の速度や程度が合わないのが苦痛で苦痛で仕方ない。

 

それはそれとして、普段は自分もそう思われることが少なくないのだろうなと課長の有り様を通して感じるわけで、ごめんなさいが止まらなかったりする。さりとて、そんな自分でも流石に相手の話を理解しようと頭を使うことくらいはするので、それさえしない課長がやはり異常でないかと思う。

 

考えるということをできない人間に、考えることを教える方法はないのだろうか。ChatGPTに訊きたくなる。「Q.考える力を持たない上司に考えるということを教える方法」こんなプロンプトでは真っ当な回答を得られる気がしないので、いっそ手っ取り早くChatGPTに上司になって欲しい。

 

困ったことに、そんな課長は自身を仕事のできる人間だと思っているらしく、とある業務領域においてチーム内に知見がないので当該業務を進めることが難しい点を指摘したら、「いや、俺は知見あるけどね」と間髪入れずに否定された。いやさ、君はそもそもど素人やんけ。思わず目を丸くしてしまったよ。

 

当然ながら課長は部長からの評価が低い。それだけで部長を評価したくなる。だが部長も能力足りていないのだよなあ。部長の場合、恐らく企業規模がキャパシティに合っていない。それを自覚できていないところが問題の元凶になっているように感じられる。

 

課長は事あるごとに半期評価で低評価を受けたことを愚痴っている。本人としては心底納得いっていないようだけど、課長を高く評価しているのは社内でも課長本人くらいという悲しい現実がある。

 

労畜的には妥当以外の言葉がない。何せ課長の第三者評価を0(低)→5(高)評価で表すならば、報連相能力0・調整力0・管理能力0・計数管理能力0・思考力0・行動力3・戦略立案能力0みたいな低評価。本人だけがそれら全評価を3以上だと思っている。何を根拠にそう思えるのか甚だ不思議なのだけど、きっと何か確信するに足る理由があるのだろう。

 

そんな課長が率いるチームがパフォーマンスを出せるわけもなく、前期は会社から与えられている目標を達成できていない。にもかかわらず金だけは使うので、多分CFOあたりからは疎まれている。

 

分かる。労畜が逆の立場だったら間違いなくキレている。それでも文句一つ言って来ないあたり、CFOはとても優しい。外資金融大手OBなのに詰めて来ない。偉い。でも部長と課長は詰めた方が良いと思うぞ☆

 

なお、じゃあ愚痴を並べている労畜はちゃんとやっているのかというと、とりあえずオンボーディング終了後のこの一年については一人でチームに与えられた目標の25%程度達成する程度にはパフォーマンスを出している。めっちゃ褒められる。事あるごとに各部署の課長以上から辞めるなと言われる程度には褒められる。この会社ヤバいだろう。

 

何なら他所の会社の同業者達からも褒められる。一人でやっている量としては異常とさえ言われる。それは流石に言い過ぎというか、君等は君等で仕事をしろよと思わずにいられない。世の中の同業は普段そんなにも仕事していないのだろうか。そんな天国でぬくぬくと働きたい人生だった。

 

そんな業務状況になっているのは、もちろん課長の問題が大きい。何故か課長をすっ飛ばして労畜(や他のメンバーそれぞれ)に直接業務依頼が飛んでくるのである。各部署から。もう課長の存在価値ないだろう。意味が分からない。直接依頼が来る話を課長にしたら「どうして労畜に直接依頼が飛ぶんだろうね」と心底不思議そうに首を傾げていたが、社内において君への信頼がないためである。頑張って欲しい。

 

しまいには部長から新人の教育を投げられる始末である。部長、流石に君は駄目だろう。課長の教育も含めてもう少し頑張ってくれないだろうか。このオペレーション能力の無さが部長の能力不足の問題である。仕事の割り振りが本当にできない。あまりに雑に仕事を振るせいで、本来やらなければならない仕事をチームメンバーの誰もが進められない状態に陥っている。

 

課長の能力不足も相俟って、チームがチームとして機能していない。労畜一人で目標数値の多くを達成する羽目になっているのは、ある意味そのせいでもある。一人でやらないと他の人間は誰もやれないのである。

 

似たような状況になっている人間がもう一人いるが、そちらは既にパンクしそうになっており、大分マズイ。心から同情している。だが助けられる余裕はない。そこにリソースを割くとチーム目標の達成が遠退くのである。

 

課長は一人、今期は目標を達成できそうだと意気揚々と話しているが、それはメンバーの個の力あってのものである。上司が無能だと部下が育つというが、誰一人育っていない。元々持っている力でパフォーマンスを出しているだけである。無論、最も育っていないのは課長である。人間、ここまで成長しないものかと驚く程に成長しない。

 

課長は、基本的に一つ一つの言動に対して理屈がない。自分の言動に何故を向けられて、明確な回答を出せない。それでいて、自身の回答が正しいと疑わない。役員から指摘されて尚、説明できないままに自身の言動の正しさを信じて疑わないのはある意味尊敬するが、課長の言動通りに業務を進めるとパフォーマンスが出ないので厄介極まりない。

 

ああだこうだと言われ、それに対応するのも面倒臭いので、課長を立てるように課長の言動に沿っているかのように見せながら個人的な進め方で業務を進行しているが、わざわざ自分でハンディキャップをつけながらパフォーマンスを出す努力をしているようで、馬鹿馬鹿しいといったらない。自分が何をしているのか分からなくなる。

 

結論、個人事業主専業に戻ろうか真剣に考えている。一方で、他の会社組織ならばもう少しマシな仕事ができるのでないかと考えずにいられないため、ここ3-4ヶ月は他社の担当者からなるべく話を聞くようにしている。幸い、様々な所から色々な話を伺える機会に恵まれている(とはいえマッチはしない)。

 

課長を眺めながら改めて思うが、①自身を客観視できない、②他者の話を聞けない、③考えることを意識できない、④無思考とポジティブを履き違えている、⑤自身の言動に理屈をつけられない、こうした人物はとかく成長ができないと感じる。

 

課長の指示は大体が単なる自身の好みややりたいことでしかなく、やることに合理性がないため、何故それを行う必要があると考えたのかを問うことが少なからずあり、以降その説明を行って欲しい旨も伝えているが、数日後には忘れている。

 

先のポイントに照らせば②・③・⑤が当てはまるが、この辺りを意識することができておらず、恐らく必要性を考えることもしないのだろう。結果的に何度も何度も同じことを繰り返し、また業務上やることに合理性がないことに工数を生じさせ、チームの足を引っ張るのである。

 

本人の中では失敗と感じることは有り得ないし、そもそも次の瞬間には何事もなかったかのように忘却してしまうので、自己成長に結びつかないのである。弊便チャーは非常に優しい人間で溢れているため、課長は課長でいられるが、他社で通用しないのは誰の目にも明らかである。

 

課長が、何らかのタイミングで気付きを得て、成長できることを願ってやまない。その頃に、労畜は居ないだろうが。

 


成人発達理論による能力の成長 ダイナミックスキル理論の実践的活用法

 


人が成長するとは、どういうことか