グッドパッチのMSワラントによる調達、かなり巧妙なスキームです
— グロースボウズ (@growthbozu) January 22, 2021
①IPO時の公募は最小限で希薄化を抑え、上場後に株価が5倍になってから増資
②すぐ行使できるワラントと、1億以上のM&Aが実施されると行使可能なワラントの2階建て。偶発的なM&Aにも備える柔軟性
③主幹事大和ではなく野村に割当(笑)
裏側を勝手に想像すると、IPO主幹事の大和証券さんがあまりにも安い公募価格でIPOの条件つけたため、グッドパッチさんとしてはIPO時に本来調達したかった金額を集めきれなかったのでは?なので株価が上がってからの再増資にふみきり、割当先を野村証券さんにスイッチしたと妄想w
— グロースボウズ (@growthbozu) January 22, 2021
コロナショックの影響冷めやらぬ中でのIPOだったので、大和証券が公募価格を渋るのも仕方ない面もありますが、やはり主幹事のつける株価が安すぎる≒初値で暴騰するのが問題。最初から公募価格が高ければIPO時の公募で十分に調達できていた可能性もあったのに。グッドパッチの事例に限らない課題です。
— グロースボウズ (@growthbozu) January 22, 2021
UI/UXデザインのグッドパッチ、上場半年ちょっとの速さで希薄化9.99%の株券印刷https://t.co/GR72kEo6DS
— 全力2階建 (@kabumatome) January 22, 2021
MSワラントなんて引き受け先が儲かって既存株主が存する奴なんだから既存株主やら個人投資家が切れて当然でしょって思う。会社はそれは自社に取って自由に適切な資金調達の手段を用いるだろうけど、市場参加者が切れるのは普通でしょっていう。
— てんどん (@magic_tendon) January 23, 2021
それに価格が下がれば下がるほど引き受け先のみが儲かる資金調達方法をVC抜けた直後の個人投資家ばっかの所にぶん投げてきたらみんなキレるし、キレない方が変でしょ。
— てんどん (@magic_tendon) January 23, 2021
まあ下限はあるので違うか。
— てんどん (@magic_tendon) January 23, 2021
何を持って既存株主が損なのかわからないですが、引受先が手数料抜いて希薄化するのって結果は公募増資と一緒じゃないんですか? https://t.co/62LOcHvewL
— 五月 (@hakureifarm) January 23, 2021
既存株主にそこの引き受けの機会がないことじゃないですかね。それに引き受け先に一方的に有利で希薄化以上になんで既存株主にその機会がなくて会社が決めた所に一方的に有利条件渡すんだって感じですね。
— てんどん (@magic_tendon) January 23, 2021
野村の転換玉を普通に場で買えばいいのでは?ディスカウント分は単にファイナンスアレンジの手数料であって、公募増資のそれに比べれば多少分厚いけどそんなもんかなと思いますよ。ちなみに昨年の9202の手数料は4.2%です。 https://t.co/NfhJvftPNZ
— 五月 (@hakureifarm) January 23, 2021
証券会社が空売りして株価を下げるインセンティブがある(実際する)ことが大きな違いで既存株主からすると大きな問題です。
— takehisap (@takehisap) January 23, 2021
では公募増資すればいいのではという話なのですが、成長ストーリーが無いのか財務が痛み過ぎてるのかまともに投資家から資金を集められない状況(またはそのように証券会社からそそのかされる)になっているため、こういうコストが高い調達手段を選んでしまっているのだと思います。
— takehisap (@takehisap) January 23, 2021
証券経済研究 第108号(2019.12)
— gorin (@gorin_strategy) January 23, 2021
MS ワラントの発行要因と株価リターンhttps://t.co/KQhU4QQcdm
大和総研
— gorin (@gorin_strategy) January 23, 2021
2019/03/25 活用広がる MS ワラントでの資金調達
"MS ワラント発行の発表後、発行企業の株価が大きく下落する例があったため、投資家から発行を疑問視する声が一部にある。しかし、全ての企業でそのような状況になっているわけではないことに留意が必要である。"https://t.co/bjWCokMe5M
"2018 年に MS ワラントを発行した企業(83 件)の株価を公表日と発行後1か月で比較すると、株価がプラスで推移している企業が 22%ある。"
— gorin (@gorin_strategy) January 23, 2021
MSワラントの有利発行性
— gorin (@gorin_strategy) January 23, 2021
MSワラントを用いた資金調達、再び増加、その設計は? - 法と経済のジャーナル Asahi Judiciary https://t.co/DVs1fZuvaR pic.twitter.com/z3ItVM58m8
MSワラント出す企業は糞ばっか https://t.co/3TBZYyZAbp
— でるたろんぐ@DQR (@saiken_ya_jgb) January 23, 2021
グッドパッチのMSワラントが話題なので、MSワラントの株価影響について解説します。
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) January 23, 2021
まず、過去にMSワラントを発行した企業のその後の平均株価リターンは、
発表時 ▲3%
12ヶ月後 ▲24%
24ヶ月後 ▲39%
となっています。
つまり、MSワラントを発行した企業の株価はその後下落する傾向があります。
MSワラントで株価が下落するのは2つ理由があります。
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) January 23, 2021
1つ目はシンプルに株式需給の悪化です。
MSワラントを引き受ける投資家は、市場よりも安い価格で株を買うことができます。
つまり、権利を行使してすぐに市場で売却するか、行使前後で空売りをすれば確実に利益を出せます。
一般的に、MSワラントは証券会社やファンドが引き受けることが多いです。
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) January 23, 2021
引受会社による売り圧力が継続的に出てくるため、株価にはネガティブです。
MSワラントを引き受ける証券会社(グッドパッチのケースでは野村證券)が確実に利益を出せる資金調達なので、投資家からの評判は悪いです。
MSワラントで株価が下がる2つ目の理由は、他に資金調達する手段がないひどい企業だという点です。
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) January 23, 2021
・株価がすでに割高で公募増資などでお金を調達できない
・財務体質が悪く、将来性も見込めないため銀行からの借り入れもできない
そんな企業が最終手段として選ぶのがMSワラントです。
一方で、MSワラントの発行後に株価が上がっているケースもあります。SHIFTやJストリームが良い例です。
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) January 23, 2021
有望な投資先があるにもかかわらず資金調達の手段が限られている場合、たとえMSワラントであっても企業価値を大きく成長させることにつながるのであれば、株価は上がります。
【まとめ】
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) January 23, 2021
・MSワラントは引受先が確実に利益を出せる資金調達なので投資家に嫌われがち
・MSワラントを発行した企業の株価は24ヶ月に渡って下落する傾向
・株価下落の理由は①引受先による売りで需給悪化、②MSワラントに頼るぐらい弱い財務体質
・発行後に企業価値が大きく伸びるなら株価は上昇
詳しくはこの論文を読んでみて下さい。
— 上原@外銀→投資家 (@uehara_sato4) January 23, 2021
MSワラントによる株価影響がデータをもとに解説されています。https://t.co/VyjTxZr8Jm
MSワラントで調達した資金で資本コスト以上に稼げるなら容認してもいいけど、実際は投資家と経営者と情報の非対称性が大きすぎて投資家側から正確に判断できるの?ってのはある EPSが増えて上がった株もあると言うのは結果論であってその時点で本当に判断できたのか?
— パイナップル食べ太郎💸 (@joggingbeer) January 23, 2021
公募増資や第三者割当てによる資金調達は、一時に大規模な希釈化を引き起こすことから株価の下落を招きやすいと言われているが、MSワラントを含む新株予約権による場合には、その設計次第で希釈化のタイミングや規模を一定程度コントロールすることが可能である。
— GSゆ (@jiieesuu) January 23, 2021
MSワラントのところ、資料にVC保有比率載せててほとんど保有無くなったところでっていうのもね。。
— あーせん (@honne_voice_) January 23, 2021
こういうのってVCには話してあるものなのかな。
MSワラントやる会社は結構内容の伴わないぱっと見凄そうなIR連発するよね。そこで一瞬吹いたりしつつ、結局また下がる。
— でるたろんぐ@DQR (@saiken_ya_jgb) January 23, 2021
MSワラントするのはそれ以外増資する手段が無いからってどうなんやろね。それしかどうしようもない会社もある一方で、あのスキーム公募増資の労力と成功するかに比べて手軽すぎるから、ギリギリまで詰めないで証券会社側も易きに流れやすくなるってのはあるんじゃないかと思うけど。
— 丸順みかん🍊 (@bleeAFDYMCcA0WE) January 23, 2021
グッドパッチが盛り上がっているようです!
— ABC Trader (@ABC87791035) January 23, 2021
個人的な感想です。
まず、引受先は儲かるから提案した。これが基本です。ましてやM&Aをするようなことを発表しているため野村に取ってはダブル、いや大和からひっくり返すのですからトリプルで美味しい!次にグッドパッチですが、確かに上場してまもない https://t.co/VoxkrekVJ6
のですから銀行借入は困難。個人的には公募増資が良いと思いますが時間とコストがかかりますよと証券会社から言われていると思います。時間は短縮できますが、コストについては引受手数料は確かに高いが、本当は資本コストの観点からMSワラントの方が高くつきます。エクイティファイナンスが成功か失敗
— ABC Trader (@ABC87791035) January 23, 2021
かは将来にならないとわかりません。企業成長>資本コストであれば将来株価上昇、逆であれば株価下落です。短期的には需給悪化、将来のM&Aが不透明であるので当然売られます。また、タイミングが悪すぎるようにも思います。上場したばかりであればしばらくは自力で成長した姿をみたいものです。
— ABC Trader (@ABC87791035) January 23, 2021
グッドパッチホルダーが総悲観で暗い週末を送っているので1つ良い話しを提供します。
— ABC Trader (@ABC87791035) January 23, 2021
引受先の野村はもともとMSCBやMSワラントをやらないのです。これは日本の証券業界の王者としての余裕なのか、責任感なのか、コンプライアンス的な理由なのかはわかりません。
しかし過去、野村が引受けた銘柄は、
大化けしています。その代表銘柄がそーせいです。2016年の最高値以前の話しです。野村がMS系をやるときは戦略があるのかもしれません。グッドパッチは長期的に大化けするかもしれませんよ。
— ABC Trader (@ABC87791035) January 23, 2021
MSワラントについては取締役会だけで発行できて、有利発行についてもオプション価値こねくり回して引き受け手のお望みの数値を出してくれるところがある、という仕組みに疑問は思うけど、正直MSCB乱発時代と比べたら比較にならない程度には健全だと思う
— 西達ヤン (@r_nsr24d) January 23, 2021
Marui
— ろうちく!@再就職先捜索㌠ (@rebreb01541) January 23, 2021
Shi
Cycling
Bike
「MSCB乱発と新規事業の失敗を繰り返す低位株のカラクリ」https://t.co/Dz9QtDw5ty
僕はセミナー講師の皆様が煽って頂いて流動性を生み出していただき、併合されても授権枠数が変わらない権利なら無限に欲しいです!!!!!!!!!
— 西達ヤン (@r_nsr24d) January 23, 2021
結局のところ方法論を絶対悪とすると色々不都合が出るので、都合の言いように活用してお友達周りにお金流すような経営陣のいる会社の株を買わないってのが一番じゃないですかね。
— 西達ヤン (@r_nsr24d) January 23, 2021
そんなことよりもうーばーもぢぢもまだ配達員復活しないんですが。
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